No.08 ミサイル考察と無印バケツの役割
こんにちは!あんぽんです。
今回は無印バケツのスペシャルであるマルチミサイルについての考察になります!
また、後半では無印バケツについても触れていきます。
今までミサイルをあまり考えずに撃ってきた人には是非一読してほしいです。
※注意
自分が使うミサイル武器は勿論無印バケツのみです。
よって、場合によって他のミサイル武器と共通しない記述があるかもしれないことを念頭に置いてください。
また、本記事ではマルチミサイルのことを「ミサイル」、敵をマルチミサイルの対象に決定することを「ロックする」と呼んでいます。
1.ミサイル情報
この章ではミサイルの情報・知識について説明していきます!
しかし、あまりに基本的なことを説明しても仕方ないので基本的なことは表にまとめ、知っていたり意識したりすることが少なさそうなことについて触れていきますね。
基本情報をまとめた表はこちらです↓
・撃たれた側も発射している方向がわかる
ミサイルの対象になると足元にマーカーが付き、自分に撃たれたミサイルの弾の数がわかります。
このとき、ビンのマークの方向はミサイルの発射元を指しているためミサイルを撃った側のプレイヤーの位置もおおよそ推測できてしまいます。
ミサイルを撃ったら自分の位置はバレているという自覚を持ったほうが良いでしょう。
・ホコバリアもロックできる
ミサイルはホコバリアをロックすることもできます。
無印バケツの場合はキューバン→ミサイル→キューバンの流れで割るのが強力です。
ホコバリアの耐久1000に対し、ミサイルは直撃で1発につき150ダメージ与えることができます。
つまり、ホコだけをロックすれば最大で1500ダメージも与えることができることになります。
ただし、シングルロックしたときのミサイルは円形状に10発落ちるので、ホコの位置によってはミサイルがホコを避けるように落ちてしまうことがあります。
確実に割りたいのならホコバリアを少し膨らませておきましょう。
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) August 25, 2019
・若干斜めに落ちる
ミサイルは発射地点から着弾地点に対し若干斜めに落下します。
(明確な角度を把握していないため「若干」という表記をしています。)
よって、壁潜伏や高さのある壁の下を利用すれば移動しなくてもミサイルを防ぐことができます。
ただし、ミサイルの落ちる角度は弾それぞれでむらがあるため、適切な方向に壁を向けなければ当たってしまいます。
壁潜伏で防ぐ
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) August 25, 2019
高さのある壁で防ぐ
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) August 25, 2019
・金網や天井には貫通せずに着弾する
ミサイルの弾は金網や天井を貫通しません。
よって、それらの下にいれば移動せずともミサイルを防ぐことができます。
ただし、金網に近すぎると爆風を食らってしまうので油断は禁物です。
直撃はしないが爆風は食らう
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) August 25, 2019
・スペシャルゲージの減り方
ミサイルの使用には段階があり、
発動→ロック及び発射→着弾
という流れで完了します。
そして、スペシャルゲージは発動段階で10秒間かけて減っていきますが、ロックした時点でゲージを全て消費してしまいます。
よって、ロックした瞬間やミサイル発射中にやられてしまうと復活後のスペシャルゲージは一切残りません。
もし誤って発動してしまったり、発動したときに近くに敵が潜伏していたりした場合、慌てて発動せずに発動状態のままやられにいったほうが復活後にスペシャルゲージの半分を残すことができます。
2.ミサイルを使う判断基準
ミサイルを撃つ上で最も重要なのは撃つタイミングです。
この章ではミサイルを撃つタイミングの判断基準となる要素についてそれぞれ考察していきます。
2.1 味方の人数が多いときに撃つ
ミサイルを撃つときは味方と敵の人数が同じときか、人数が勝っているときに撃つべきです。
まず、ミサイルは基本的に単体で撃って刺さるスペシャルではありません。
加えて、ミサイルを撃つとき自分は対面に参加できません。
人数不利のときにミサイルを撃つということは一時的に人数不利を更に広げることになってしまいます。
よって、最低でも敵と味方の人数が同じときに撃つべきだと言えます。
理想的な人数は味方4人に対して敵が3人のときです。
これにより敵の潜伏や連携による人数逆転を防ぎ、人数有利を広げることができます。
2.2 味方のスペシャルと合わせて撃つ
ミサイルは単体では打開できませんが、索敵や爆風の削り、若干の塗り広げによって味方のスペシャルとは合わせやすいスペシャルです。
味方のスペシャルと合わせるときのコツは、味方がスペシャルを発動したタイミングではなく、味方のスペシャルが溜まったタイミングで発動することです。
ミサイルは敵に着弾するまでにロックする相手を選ぶ時間と発射してから敵の頭上に到達するまでの時間があります。
つまり、味方と同じタイミングでミサイルを使おうとするとミサイルの方が遅れてしまうため、若干早く撃たなければならないのです。
しかし、例外としてミサイル武器が複数人いる場合は同時に撃たずにタイミングを少しずらして撃ったほうが良いです。
二人分のミサイルを同時に撃ってまとめて躱されるよりも、長い時間をかけてミサイルで敵を拘束したほうが効果的です。
また、片方がミサイルを撃っているときに撃っていない方はミサイルとメインを同じタイミングで合わせやすいという利点があります。
2.3 敵のスペシャルに合わせて撃つ
ミサイルは自動で敵を狙ってくれるので、敵がスペシャルを使うタイミングに合わせれば妨害することができます。
特に有効なのはハイプレとアーマーです。
ハイプレに合わせれば衝撃波を途切れさせることができますし、アーマーに合わせて爆風が当たればアーマーを剥がすことができます。
ただし、ハイプレに対しては少しでも対応が遅れるとあまり妨害できなくなります。
なるべく撃たれる前に用意しておき、最低でも3人以上ロックすることでハイプレ使用者以外の敵も含めて妨害することが大切です。
また、ミサイルを撃つのが早すぎたり、目的の無いミサイルを撃ってしまったりすると、敵を妨害できないどころか敵のスペシャルを溜める手助けをしてしまいます。
ミサイルは狙った場所を塗れるスペシャルではないので、無駄撃ちにならないように何かしらの目的を持って撃ちましょう。
2.4 敵の打開にあえて遅らせて撃つ
こちらがカウントリードしている場合に限り、敵の打開に対してあえて遅らせてミサイルを撃つという選択肢もあります。
敵が高台から降りてスペシャルを使い切った状況はミサイルにとって良い状況です。
カウントにペナルティはついてしまいますが、カウンターで再び抑えまで持っていけばカウント有利を維持できます。
ただし、この使い方は敵の打開で人数不利になってしまうと使えなくなるため、ミサイルを撃たずにリスポーンジャンプをするなどの後退も視野に入れておきましょう。
2.5 ヤグラを止めるために撃つ
ヤグラを止めるのもミサイルの重要な役割の一つです。
しかし、ミサイルはいつ撃っても役に立つというわけではありません。
まずは前述のとおり、味方の人数に注意して撃ちましょう。
ヤグラだろうと人数が揃ってなければ刺さらないのは同じです。
しかし、状況によっては人数が少ないときに撃たざるを得ない状況もあると思います。
そういうときは敵のヤグラがカンモンに到達する瞬間を待って撃ちましょう。
ヤグラが動いているときに撃つと乗っているだけで躱されてしまうこともありますし、カンモンに撃ったほうがヤグラが動いていない分メインやサブと合わせやすいです。
2.6 自分のために撃つ
1対1の対面に勝ちたいときやインクを回復したいときなど、明確な目的があるのなら人数やスペシャル合わせを考えずにミサイルを撃っても良いです。
無駄に温存しても狙ってキルを取れるスペシャルではないので臨機応変に撃ちたいときに撃つことも大切です。
3.使い方など
ここまでタイミングに重点を置いて説明してきましたが、この章ではまだ説明していないミサイルの使い方などについて考察していきます。
3.1 ロックした敵を報告する
ミサイルの一番の目的といえばやはり索敵です。
もし通話をしているのなら位置や数を報告することでミサイルの効果を引き上げることができます。
報告の仕方としては「どこに」「いくつ」ロックしたのか、また、敵の移動先が報告しやすいときはどこに移動したかまで報告できると味方は助かります。
自分はよく「右寄り3枚入れた、左に逃げた」などの報告をしています。
また、ミサイルの報告をするということは「自分がミサイルを使った」という事実を味方に知らせることができます。
ミサイルを使ったことだけでも報告できればそれに合わせて味方が前に出やすくなるので、報告に慣れていない人はミサイル使用の報告だけでも意識してみましょう。
3.2 ロックする敵の位置やブキを選ぶ
・ロックする敵の位置
ミサイルは敵が逃げにくい状況や味方と連携できる状況で撃つことが効果的です。
遠すぎる敵や高台から降りてない敵を狙っても簡単に避けられてしまいます。
ミサイルでキルを狙うなら自分や味方の攻撃がなるべく届きそうな位置にいる敵を狙いましょう。
必要であれば敵が高台から降りるのを待って撃つべきときもあります。
・ロックするブキ
たくさんの敵をロックするのも勿論大事ですが、ミサイルを嫌がるブキを選んで撃つことも重要なことです。
ミサイルを嫌がるブキは主に二種類に分けられます。
一種類は長射程ブキ、特にスピナー類やダイナモ、ハイプレが既に溜まっている敵などです。
これにより敵を動きにくくさせたり、味方への圧力を緩和させたりできます。
ただし、長射程といってもクーゲルはチャージしながらのヒト移動で避けながら攻撃してきたりしますし、チャージャーはミサイル着弾ギリギリまでこちらを狙ってきたりするので注意が必要です。
そして、もう一種類はローラーやブラスター、短射程ブキなどの位置バレで機能が停止しやすいブキです。
ただ、それらの敵にはあえてロックしないことで潜伏した敵に気づかせずにキルを狙うといった選択肢もあります。
3.3 近すぎず離れすぎない距離でミサイルを撃つ
ミサイルを撃つときは無防備になってしまうので当然敵との距離が近すぎるときには撃ってはいけません。
しかし、撃つためといって離れすぎてしまうとメインやサブと合わせることができなくなり効果が薄れてしまいます。
リスポーンミサイルが弱いとされるのもこれが理由です。
報告等で味方が合わせてくれるとわかっているのなら撃っても良いです。
しかし、そうでなければミサイルと合わせてメインを撃てる人がいなくなるため簡単に避けられてしまうでしょう。
3.4 ときには抱え落ちしてでもミサイルを温存する
試合終盤、残り1分や30秒でリードしたカウントに余裕があるときは、試合終了間際や延長戦のときに撃つために抱え落ちしてでもミサイルを撃たないほうが良いときがあります。
なるべく前線に参加して敵の前線が上がるのを遅らせ、ここぞという場面で最後にミサイルを撃つことで安全に試合を決めることができます。
この動きは特にヤグラやホコで必要となります。
4.無印バケツの役割
自分は普段リグマをすることが多いので、リグマランキングを見て環境に多い武器の傾向を調べたりすることがあります。
そしてそのときよく思うことがあります。
それは...無印バケツが異常に少ない!w
いや、少ないのはブキの性能上仕方ないのですが、それにしても少ないなぁと思いました。
無印バケツの使いどころがわからない人が多いのかもしれません。
ですので、この章ではミサイル武器である無印バケツが他のミサイル武器や他のバケツとどう差別化するべきなのか考察していきます。
4.1 他のミサイル武器との差別化
他のミサイル武器といえば塗りが強いスプスピや回転率の高いボルネオ、射程のある竹などが思いつきます。
それらの武器と比べたときの無印バケツの強み、それはやはりバケツのメインでの前線対面力です。
要は後ろで塗ったりミサイルを撃っているだけなら他の武器で良いということです。
ミサイルを撃ったならそれにメインやサブを合わせて前線を上げる、
敵陣まで抑えたらメインで圧をかけたりキルを狙う、
というのが無印バケツのミサイルからの流れになります。
4.2 他のバケツとの差別化
バケツといえばバケデコやバケソーダを使う人が多いですが、無印バケツにもそれらとは違った良さがあります。
無印バケツの強みはいくつかありますが、一番はミサイルによる索敵と牽制で他のバケツより安定した打開ができることです。
バケツのメインはクリアリングにムラがあり、潜伏にやられやすいです。
目立って浮きやすい打開では特に前に出るリスクが高くなります。
また、長射程に対してメインが届かなければ何もできません。
無理に前に出て足元を取られたら一環の終わりです。
そんなときミサイルが使えると、潜伏位置を把握したり長射程を動かしたりできるのでメインを使えるところまで状況を良くすることができます。
無印バケツのサブスぺはデコやソーダと違い、強みを伸ばすというより弱みを補うものです。
勿論コンボを狙う時もありますが、基本的には打開でミサイル、牽制や誘導にキューバン、前に出たらメインというように使い分けるのが無印バケツのメインサブスぺの使い方と言えます。
4.3 役割を踏まえた無印バケツのギア
打開でミサイルを安定して撃つことと撃ってからは前に出ることに重点を置いた自分のギアがこちらです↓
カムバスペ減により打開時に比較的安定してミサイルを撃つことができます。
また、前線でのデスが負担にならないゾンビステジャンで復帰を早めています。
インク系ギアは打開時の塗り返しのとき必要なのでカムバを採用しました。
ボムとのコンボをしたいのであればソーダを持ったほうが良いです。
よって、キューバンは牽制や誘導、時間稼ぎやオブジェクト関与などに使い、前に出ているときはメインのみでのキルが中心です。
5.最後に
今回の内容は以上になります。
勿論ここに書いてあることを毎回全て意識することは書いた自分でも難しいです。
ですが、どれか一つでも意識するだけでミサイルの有用性は変わってくると思います。
このブログを読んでミサイルの考え方が少しでも良い方向に変わったなら幸いです。
それでは今回はここまでです!
読んで頂きありがとうございました!!