No.02 バケツってどんなブキ?
こんにちは!あんぽんです。
今回はバケツに関する記事第一回目ということで、バケツというブキがどんなブキなのか知ってもらうための基礎的な説明をします。
考察というより説明といった方が正しいので「それくらい知ってるよ!」って内容があったら読み飛ばすなどして気楽に読んでくださいね!
また、わかりやすく説明するために動画や画像を多用していますが、文章で理解できた方はいちいち見る必要はありません。
※本記事にはアプデ前の内容も含まれていますがご了承下さい。
目次
1. 基本性能
バケツの基本性能を下の表にまとめました。
表中の番号が振ってあるところについて軽く説明します。
詳細な数値の引用:バケットスロッシャー - Splatoon2 - スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki*
①射程
・・・有効射程3.1、塗り射程3.4
バケツは水平に撃つよりも若干上に向けて撃った方が射程が長くなるという変わった特性を持っています。
最大射程で撃つことができる角度はイカバルーンのダメージ表記のあたりを狙うと出せます↓
【バケツの最大射程の角度】
— あんぽん (@bucket_anpon) May 25, 2018
バケツの最大射程は、ダメージ表記の0の上部に接したところを狙うぐらいの角度で出せる。(動画参照)
実戦で最大射程の攻撃をしたいときは、ダメージ表記を狙うつもりで戦うと良いだろう。#anpon_report pic.twitter.com/KFc7lZtqAG
また、塗り射程は3.4であり、有効射程に比べてあまり差がありません。
バケツよりも有効射程が短いスシやマニュの塗り射程が3.3、パラシェルターに関しては塗り射程が3.5と負けています。
ですので、射程で勝っている敵と距離を取って撃ち合っても、敵の塗り射程が届いてしまうことがよくあります。
②攻撃が当たるまでの時間
・・・射撃前隙12Fと遅い弾速
バケツはボタンを押してから弾が出るまでの時間と遅い弾速のせいで敵に攻撃が当たるまでに時間がかかってしまいます。
曲射で狙おうとすると弾が落下するまでの時間もかかってしまうのでなおさらです。
よって、動き続ける敵に弾を当てるために、敵の動きの先を読んで偏差撃ちをすることが必要になります。
③ダメージ
・・・1発70 (減衰無しの場合)
落下減衰が無ければ先端でも根元でも一律70ダメージを与えることができます。
前作では根元のダメージが低く、今作にて一律70ダメージになるよう強化されました。
しかし、高低差によって威力が落下減衰しやすいです。
たまに「70は高すぎる」と言う人がいますが、落下減衰を考慮すれば妥当かなぁと思います。
落下減衰については後に詳しく説明します。
※追記
ver4.0.0にてバケツの根元ダメージが70から50になるよう修正されました。
よって、本記事でのダメージに関する説明は70ダメージとなる部分を当てたときの説明だと考えてください。
④インク消費量
・・・1発7.0%
インク消費は1発7%なので、インク満タンの状態から14発撃つことができます。
これはスクスロやラピ、オフロと全く同じ消費量です。
⑤射撃中の移動速度
・・・0.4DU/f
いわゆるヒト速は0.4DU/fであり、非常に遅いです。
(単位の説明は省略します。検索すれば出てくるはず)
96ガロンとヒト速が同じと言えばその遅さがわかると思います。
これはチャージャー系統を除くと全ブキ中最下位タイの遅さです。
(個人で検索し調べた結果です。もしバケツよりも遅いブキがあったら教えてください)
2. 弾の構造・判定・減衰
次はバケツの弾についての詳細な説明をしていきます。
バケツをよく使う人でも知らないことがあるかも!?
2.1 弾の構造
バケツの弾は一振りで1個しか出ていないように見えますが、実は9個も出ているんです!↓
出る順番は画像の番号の通り手前の足元塗りが一番早く、そのあと先端から順番に出ていきます。
9個の弾の中でも最もわかりにくいのは3番の弾です。
3番の弾は2番の弾の真下に撃ち出されるため見た目はわかりにくいのですが、画像のように横に振り払うと現れます。
また、この9個のうち最も手前の弾である足元塗りには当たり判定がありません。
実際に足元塗りだけを敵に当ててもダメージを与えることはできませんでした。
足元塗りに当たり判定が無い証拠 pic.twitter.com/slCJzGWWBi
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) September 1, 2018
また、残りの8個の弾には物体に直撃させるとインクが消滅するという性質があります。
これにより弾を敵(物体)に当てると貧相な塗りになってしまいます...
この現象は曲射で当てることによって防ぐことができるので、敵の足元を取りたいときは曲射を意識すると良いかもしれません。
直撃させると消えてしまうバケツの弾 pic.twitter.com/lupNcpA1Hu
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) September 1, 2018
バケツのこの現象を利用し、弾をコーンにぶつけて絵を描いたことがありますw
足元塗りが実装される前しか描けない絵なので、今ではある意味幻の絵です。
バケツで描きました pic.twitter.com/SWmN7ePx2R
— あんぽん (@bucket_anpon) December 9, 2017
2.2 吸われやすい弾
バケツで壁やヤグラの棒などの後ろにいる敵を正面から攻撃しようとすると、弾が手前に当たり敵に届かないことがしばしばあります。
一般的にこの現象を「弾が吸われる」といいます。
前述した通り、バケツの弾には物体に当たると消滅するという性質があるため、障害物にかなり吸われやすいです。
これを回避するためには障害物を越えるように上から攻撃する、障害物に密接することで弾が広がる前に撃ち出すなどの工夫が必要です。
弾が吸われないようにする工夫 pic.twitter.com/NAYw8qgqwo
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) September 1, 2018
2.3 横の当たり判定が乱数で変わる
一見乱数の無さそうなバケツですが、バケツの弾の横範囲には乱数による形状の変化があります。
バケツの弾はブラスターやスクスロほど判定が大きくなく、見た目が大きいのも相まって、当たっていると思ったら当たってない、なんてことがよく起こります(ToT)
2.4 落下減衰しやすい
バケツの弾の威力はシューターのような水平距離による減衰はありませんが、落下による威力減衰はかなりひどいです。
目安として、試し撃ち場の金網の上から弾を水平に撃って落下させると威力が50を下回り、確定3発となります。
また、撃ち方によっては地面の高低差がなくても減衰することがあります。
自分が知る限りでは、ただのジャンプ打ちの曲射で最低65.7ダメージを出したことがあり、愕然としました...
無印を使うときはボムとのコンボに関わるので本当に迷惑です(-_-;)
高低差無しの自己最低記録が出た
— あんぽん (@bucket_anpon) November 22, 2017
キューバンコンボに関わるのに減衰の基準が未だにわからない pic.twitter.com/TAMKXm8Zk1
高いところから撃つと威力だけでなく塗り範囲と攻撃範囲も狭くなります。
右→ : 地面から撃ったとき
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) September 1, 2018
←左 : 上から撃ったとき pic.twitter.com/akJzxdorNv
ここまで悪いところばかりの落下減衰ですが、代わりに良いところもあります。
それはどんなに高いところからでも回復されなければ3発で倒せるところです。
タチウオのなるべく高低差のあるところで確定3発となる検証をしたことがあります。
ですので、推測としては35ダメージ、最低でも33.4ダメージは入っています。
これを踏まえると、高台から一方的に一発当てた後、高台から降りて一発で倒すという動きが強いです。
使いようによって高台のバケツは強力となるので、減衰を理解し、高台に居座るか降りて攻撃するかの適切な判断をしたいですね!
3. バケツ特有の攻撃方法
バケツ特有の攻撃方法はバケツを語る上でやはり外せません!
そんなロマンあふれる攻撃方法の数々を紹介します。
3.1 薙ぎ払い
弾を撃つときに素早く照準を動かすとムチのような動きで横に広い攻撃ができます。
この撃ち方は一般的に「薙ぎ払い」と呼ばれています。
薙ぎ払いはバケツの一番の個性ともいえる性能であり、以降の記事で詳しく考察するのでここでは説明を省略します。
(実は薙ぎ払いについての考察が長くなりすぎたのがブログを始めたきっかけだったり…)
3.2 2発同時当て
バケツの弾速の遅さを利用し、一発目を上に、二発目を前や下に撃つことで、当たるタイミングをコントロールし、二発同時に当てることができます。
この攻撃は主にスーパージャンプやジェッパ終わりの着地狩りに使えます。
タイミングが完璧ならスライドや受け身術ができる敵であっても倒せます。
他にも、傘に防がれるタイミングをずらして当てるなどの使い方もできます。
#Splatoon2 #スプラトゥーン2 #NintendoSwitch pic.twitter.com/D80umN6R7w
— あんぽん (@bucket_anpon) May 11, 2018
3.3 壁潜伏狩り
壁裏に張り付いている敵に対して普通に曲射をしてもバケツの弾は当たりません。
ですが、おおよそ45°以上の角度で上向きに弾を撃つと弾が真っ直ぐ落下するので、壁潜伏している敵に当てることができます。
また、この攻撃方法はパージする前のシェルター系統の敵にも攻撃を当てることができます。
視点を外し落下速度の遅い弾を撃つことになるためリスクはありますが、敵がそこにいるとわかっているのなら意表を突く意味でも攻撃する価値はあるでしょう!
バケツでセミ潜伏を倒せるか検証#バケットスロッシャー pic.twitter.com/6BrKX6ujq0
— あんぽん (@bucket_anpon) December 23, 2017
4. おまけ
バケツに関わるちょっとした豆知識のようなものを紹介します。
・サブではなくメインで慣性キャンセルができる
バケツはボタンを押してから弾が出る前までに一瞬だけキャンセルを受け付ける時間があり、メインで慣性キャンセルができます。
特に意味はありません。
それどころかこれが暴発してしまうと困るので修正してほしいぐらいです...
特に意味は無い動き
— あんぽん (@bucket_anpon) August 10, 2018
#Splatoon2 #スプラトゥーン2 #NintendoSwitch pic.twitter.com/Be7f2NMQV8
・勢いをつけると根元が途切れる
勢いをつけて弾を撃つと本来繋がっているはずの弾が根元のあたりで途切れます。
これは足元塗りには慣性が乗らず、前のインクにおいていかれるために起こる現象です。
アプデで足元塗りが実装されてしばらくはこの途切れにイライラすることがありました(#゚Д゚)
勢いをつけるとインクが途切れる pic.twitter.com/ZiObYRcKkw
— あんぽんサブ垢 (@AnponSub) September 1, 2018
5. 最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
バケツについての基本的なことは大体知ってもらえたと思います。
自分が使うブキでも敵が使うブキでも「知る」というのは大事なことですからね!←バケツ以外知らない人
ちなみに次回の内容は既に決めており、薙ぎ払いについての説明や考察について書く予定です!
それではお疲れ様でした!
次回も読んで頂けると嬉しいです(*´∀`*)