No.03 バケツのロマン「薙ぎ払い」

こんにちは!あんぽんです。

今回のテーマはバケツ特有の攻撃方法の一つである「薙ぎ払い」です!

薙ぎ払いで倒すことはバケツを使う楽しみの一つとも言えるので、是非この記事を読んで薙ぎ払いのことを知ってほしいと思います。

 

目次

 

1. 薙ぎ払いって何?

薙ぎ払いとは、バケツで弾を撃つ瞬間に素早く照準を動かすことで、弧を描くように攻撃することです。

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「薙ぎ払い」という名前やその定義は公式で決められているわけではありません。

ですので、本記事ではあくまで「筆者が理解している薙ぎ払い」についての考察であることをご理解くださいm(_ _)m

 

また、「なぎはらい」を漢字に変換するとき、「薙ぎ」と「凪ぎ」のどちらにするべきか迷ったことがある人もいるかと思います。

勿論公式の用語ではないので間違った変換というのはありませんが、意味を調べてみると

 薙ぎ:横に払って切り倒す

 凪ぎ:風や波がおさまる

という意味らしいです。

となると「薙ぎ」の方が合っていると思いますし、何よりその方がカッコよく聞こえませんかね?w

ですので、自分はいつも「薙ぎ払い」と変換して使っています。

 

 

2. 前作との違い

今作のバケツは前作と比べると薙ぎ払いにくくなっています

原因は不明ですが、自分はスプラ2を始めたとき、前作よりも先端の弾が出てから根本の弾が出切ってしまうまでの時間がなんとなく短くなっていると感じました。

これにより薙ぎ払いの入力受け付け時間が短くなっているため、曲げにくいのかもしれません...

バケツ使いの間ではよく「インクが固くなった」と表現することがありますが、これは曲げにくくなったことでインクが固くなったと感じたからでしょう。

まぁ曲げにくくなったとはいえ、今作でも慣れれば使えるので、今では毎試合のように薙ぎ払ってますけどね!

 

 

3. 薙ぎ払いの有効的な使い方

この章では薙ぎ払いが役に立つ場面について一つずつ考察していきます。

 

3.1 横方向への広範囲攻撃

弾を曲げることで横方向に広く攻撃することができます

最もオーソドックスな使い方ですね。

通常の攻撃とは異なり敵が近ければ近いほど横方向に広く攻撃できるため、近接の攻撃方法として優秀です。

他にも横に広く塗ることで、ローラーなどの短射程に近づかれる経路を一振りで潰すという使い方もできます。

 

3.2 エイムを合わせる時間の短縮

通常のエイム合わせはボタンを押す前、もしくはボタンを押してから弾が出るまでの間にエイムを合わせます。

しかし、薙ぎ払いのときは、エイム合わせをするのが弾を出した後でも良いため、ある程度敵の位置が分かっている状態であれば、エイムを合わせる前からボタンを押して攻撃することができます。

よって、結果的に攻撃前のエイム合わせの時間を短縮することができるんです。

 

例えばこの動画での攻撃ボタンを押した時点では間違いなくエイムが合ってません↓

 

3.3 二つの選択肢を潰す攻撃

障害物裏にいる敵に対して敵が自分に近づく経路に沿って弾を曲げることで、敵が近づいてくる場合と近づいて来ない場合の両方に対して攻撃することができます。

この薙ぎ払いの使い方は先端から根本までの弾の形状を精密にコントロールしなければならないため、薙ぎ払いとしては比較的難しいです。

ですが、弾をコントロールできればローリスクハイリターンの攻撃ができるため、積極的に狙っていきたい技術でもあります。

 

 

4. 薙ぎ払いのデメリット

薙ぎ払いは時として強力な攻撃になりますが、デメリットもあるため闇雲に使っていいわけではありません。

デメリットとしては、

・敵に攻撃が当たるまでの時間が直撃させるときより遅くなる

・通常の攻撃よりも高さ方向のエイムが求められる

・根元に近すぎると1発の威力が50になる

 などが挙げられます。

 特に一つ目の項目は、キル速がそこまで速くないバケツにとって重要な問題となりえるので、直撃で倒すのか薙ぎ払いで倒すのかの適切な判断をしたいところですね。

 

 

5. 薙ぎ払いのコツ・重要なこと

薙ぎ払いがうまく当たらない方やよくわからない方のために自分なりにコツをまとめてみました。

かなり個人差がある技術だと思うので全てが参考になるとは限りません。

 

5.1 弾の出る・当たるタイミングを掴む

薙ぎ払いを安定させるためにはどこでエイムを動かせば弾が曲がるのか、また、弾がどのタイミングで敵に当たるのかを把握する必要があります。

要はバケツの弾の撃ち方に慣れろってことです。

その人のエイムのクセにもよりますが、基本的には薙ぎ払いを意識して接近戦の回数をこなすことが大切だと思います。

 

5.2 ジャイロ・高感度で薙ぎ払う

薙ぎ払いはエイムを素早く動かせば動かすほど広い範囲に攻撃できるため、基本的には高感度のジャイロを使うことを推奨します。

しかし、低感度でしっかり狙うように薙ぎ払いをする人や、スティックを使って薙ぎ払いをする人など様々なスタイルがあるため、一概にジャイロ・高感度が良いとは言い切れません。

スティックを使う場合、ジャイロほど素早く動かせない代わりに高さ方向のエイムが動かないという利点があります。

ちなみに、ジャイロ派の自分はジャイロ+4.0、スティック+5.0でバケツを使っています。

 

5.3 ジャンプを控える

前述した通り薙ぎ払いは高さ方向のエイム合わせが難しいため、慣れないうちはジャンプを控えることで敵との高さを合わせることを意識した方が良いでしょう。

勿論、近接の撃ち合いではジャンプでエイムずらしをした方が良い場面もあります。

自分の技量やジャンプの必要性を考えて薙ぎ払いと組み合わせるか選択することが重要です。

 

5.4 おおよその位置を把握して撃つ・音や報告を聞く

いくら攻撃範囲が広いといっても敵の位置がわからない状態で撃っては当たらないので、敵の位置をおおよそ把握することが重要です。

例えば「敵が自分の右斜め後ろにいる」程度の把握はしたいところですね。

逆に言えばそれぐらいざっくりした情報でもそれなりに当たります↓

 

位置情報を把握するためにはイヤホンやヘッドホンで音を聞いたり、通話している場合は報告を聞くことも重要です。

勿論これは薙ぎ払いに限ったことでは無いので、環境が整ってない方にはイヤホンスプリッターを買うなどの環境整備を強く推奨します!

あと、以前リグマで「後ろから来てるよ」と報告を受けて、敵を確認する前に後ろに薙ぎ払ったらそれが当たった、ということも何度かあったので、報告に対する反応も大切ですね。

 

5.5 薙ぎ払いが決まる状況を作る

バケツのキル速は速くはないので、単純なキル速勝負にはあまり持ち込むべきではありません。

よって、薙ぎ払いを決めるためには、敵の向いている方向の横や背後を取る、慣性キャンセルやめくりなどでエイムをずらす、敵の移動先に攻撃を置いておく、などの敵の攻撃を食らわないための工夫が必要です。

薙ぎ払いは「エイム力の無さを補うため」ではなく、「エイムを気にしなくて済む分、敵のエイムをずらしたり、自分のエイム合わせの時間を短縮したりするため」のものだと考えるべきであり、そのための状況づくりが大切ということです。

 

5.6 薙ぎ払いのエイム練習

薙ぎ払いエイムを鍛えるために使えそうなエイム練習をいくつか紹介します。

正直、これをやって上達するかは保証できませんw

気が向いたら暇潰しにやってみる程度でいいと思います(^^)d

 

・弾が出るタイミングに慣れる練習

 

・右回り薙ぎ払い 2発2個割り

 

・左回り薙ぎ払い 2発2個割り

 

・かかしのさんがやってた薙ぎ払い練習

 

・ウォーミングアップ用にやっている練習

 

 

6. 薙ぎ払いの謎

薙ぎ払いの軌道について不思議に思っていることがあります。

とりあえずこの動画をレティクルに注目して見てみてください。

左のバルーンには明らかにレティクルが合っていませんよね?

それなのに攻撃が当たっています。

薙ぎ払いには「照準を動かしたときの勢い」が適用されるってことです。

不思議ですね~

 

7. 最後に

ここまで薙ぎ払いについて長々と書いたのは、薙ぎ払いという技を使えるブキが全ブキ中バケツのみであり、それにロマンと個性があるためです。

厳密にはヒッセンとオフロでも薙ぎ払いができますが、ヒッセンは弾がほぼ曲がらない上にそもそも横の範囲が広いため薙ぎ払う意味がありません。

また、オフロの薙ぎ払いは広範囲に攻撃する代わりに威力が下がる薙ぎ払いになるため、バケツの薙ぎ払いとは全くの別物です。

よって、薙ぎ払いを活かせるのはバケツだけなんです!

なので、もしこの考察を読んで薙ぎ払いについて興味を持ったり、薙ぎ払いが上達したりする人がいれば、バケツ使いとして嬉しい限りです。

また、自分も改めて更なる薙ぎ払いの鍛錬に励みたいと思います!

 

それでは今回の記事はここまでです!

読んで頂きありがとうございました!!